沿岸バス 萌えっ子フリーきっぷで行く、日本海ふさふさ街道の旅 [天売島編]
焼尻島から天売島までは高速船で15分で行くことができます。

天売島フェリーターミナルでもオロロン鳥の巨像がお出迎え。
オロロン鳥は、天売島にのみ生息するので、本来はここだけにあるのが正しい、と言ってみたりして。
フェリーターミナル内にコインロッカーはありますが、宿の人に送迎車で迎えに来てもらいました。
一旦、宿に行って荷物を置いてこようかと思ったのですが、宿の人と相談して荷物だけ部屋に置いてもらい、40分後に出航する観光船に乗船することに。
宿の人が気さくで親切で本当によかった・・・
観光船はフェリーターミナルと同じ天売港の中にあります。
乗船チケットはフェリーターミナルに隣接した販売窓口で買えます。

観光船は4人以上集まらないと出航しないのですが、6月~8月だったら1人で行ってもお客さんはいるでしょうから、たぶん乗船できるでしょう。
観光船は高速船、フェリーの到着後に出航します。

天売港を出航すると、岩礁に海鳥たちがいるのが見えます。


島の北側の断崖絶壁を航行すると、ウミウやウミネコ、ケイマフリなどの海鳥が飛び交っているのを見ることができます。

そして海底には、ウニの群れが・・・ おいしそう・・・
日本では天売島にしか生息しないと言われるウミガラス(オロロン鳥)は運がよければ見ることができるかも。
現在、天売島にはウミガラスは数羽しか確認されていないので、観光船ガイドの話をよく聞きながら目を凝らして海や断崖を見ましょう。

ウミガラスをおびき寄せるためのウミガラスのデコイ(模型)は数百体設置されていますが、本物のウミガラスはなかなか見ることができません。見れたらとてもラッキーです☆
今回は6羽のウミガラスを見ることができました! 超ラッキー!!

観光船の乗船は70分ほど。
天売港に戻ったら、もうお昼時。
天売島には食堂は2軒しかありません。
天売港に1軒、天売島から徒歩5分ほどの高台にある「海の宇宙館」の隣に1軒あるのみです。
というわけで、「海の宇宙館」の隣にある「炭火海鮮 番屋」に行きました。
![]() | ![]() |
この食堂は漁師が経営している店舗。
ウニ、ホタテ、タコ、ツブ、イカ、ホッケなどの炭焼き海鮮料理のほか、ウニ丼やイクラ丼などの丼ものを提供しています。
おすすめは、高級魚となったエゾメバル(ガヤ)や山菜の天ぷらなどが具沢山な「天売ガヤ天丼」です。
お腹もふくれたので、焼尻島にひきつづいて天売島でも徒歩で1周します。
周囲12kmの小さな島なので、徒歩で3~3.5時間くらいで1周できます。

まずは、天売島東部内陸部にあるフットパスを歩きます。
縦横無尽にフットパスがあるのですが、足元に草がぼうぼうと生えているルートがあります。
こういうルートは避けた方がいいです。
それは、天売島にはマムシが生息しているからです。
マムシは攻撃性のある動物ではありませんが、誤って踏みつけると危険なので、こうした足元がよく見えない場所や、路肩は歩かないようにしましょう。
フットパスは未舗装な道路、チップを敷き詰めた歩行者専用道路があります。
チップを敷き詰めた歩行者専用道路は整備未完了なので、行き止まりがあります。

フットパスから南側へ抜け、島を周回している道路へ出ます。
ここからはひたすら西の赤岩展望台を目指します。
とくに観光向けの景観があるというわけではなく、家屋が点在している田舎の風景です。
道路が狭くなったところで、黒崎海岸に到着。
![]() | ![]() |
海に浮かぶ岩礁には多数の海鳥がいるのが見えます。
また、ここから赤岩展望台までの道路付近は、マムシが最も生息している場所です。
路肩を歩かずに道の真ん中を歩くようにします。クルマの往来はほとんどありません。
マムシは島の人によると、雨上がりに道路まで出てくることが多いそうです。
濡れた体を乾かすために、藪のなかから日当たりのよい道路まで出てくるとのこと。
|
|

ここにはウトウの無数の巣穴があります。
この巣穴をめぐるお楽しみシーンは夕方までお預けです。
赤岩展望台を過ぎたら、こんどは島の北側に回り、天売港方面に進みます。

しばらく進むと、海鳥観察舎へ。

ここからは断崖絶壁を飛び交う海鳥を見ることができます。
観察舎のなかには望遠鏡もあります。

ウミウ繁殖地を見ながら進むと、

観音埼展望台に到着。
ここにはウミネコの繁殖地があり、上空を鳴きながら飛び交うウミネコが見られます。
![]() | ![]() |
坂を下りながら天売港方面へ。

再びフットパスを通って、島を横切って島の南側へ出て宿へ向かいます。
天売島の宿の夕食は17:30頃です。(念のため、宿に確認しておきましょう)
なぜならば、天売島最大の見どころ、赤岩展望台でのウトウナイトウォッチングツアーの宿への送迎が19:00過ぎとなっているからです。
ウトウナイトウォッチングツアーは、催行業者の天売観光バスのほか、宿でも受け付けてくれます。
天売島の豊かな食材を使ったおいしい夕食のあとは、いよいよウトウナイトウォッチングツアーに出発。
19時ちょっと前に、宿の前の道路で送迎バスが来るのを待ちます。
バスに乗車したら、途中いくつかの宿に立ち寄ってお客さんを乗せ、ガイドさんの面白い話を聞きながら赤岩展望台へ到着。

赤岩展望台でのウトウナイトウォッチングは20時まで。
これは20時を過ぎると、ウトウたちが道路にまで出てくるため、ウトウを守るための措置です。
赤岩展望台には、ウトウの巣穴が無数にあり、夕暮れには60万羽ともいわれるウトウが帰巣します。
ウトウは夕暮れに巣穴に潜むヒナのために口いっぱいにエサとなる小魚をくわえて猛スピードで帰ってくるのですが、そのエサを横取りしようとするウミネコや他のウトウとの激しい攻防戦が見もので、自然の営みを改めて思い知らされます。


ウトウとウミネコとの激しいバトルを堪能したあとは、バスに乗車して宿泊している旅館に行きます。
ツアー料金は、下車時に支払います。
宿に着いたら、お風呂に入って、おやすみなさい z z z






