豊平館は中島公園にある洋館。
明治13年に現在の中央区北1条西1丁目に北海道開拓使直属の洋風ホテルとして建築され、明治天皇北海道行幸の行在所として利用された歴史の古いものです。
その後、公会堂として利用されたのち、中島公園に移築され、市営総合結婚式場、完全予約制のレストランとして利用されています。
昭和39年には国の重要文化財に指定され、中島公園のなかに佇む様子は市民の憩いの場として親しまれています。
館内の見学は自由で、ホテルとして利用されていた当時の面影を残す、天井の中心飾り、時計(ホールクロック)、シャンデリア、牡丹唐草文様のカーテンと絨毯、復元された家具、天皇の御座所として利用された梅の間など、
絢爛豪華さを見ることができます。
夏期間は前庭テラスでビアテラスがオープンされ、ビールや料理を楽しむことができ、豊平川花火大会をセレブ感覚で楽しめる花火観賞の穴場として人気をあつめています。
所在地 : 札幌市中央区中島公園1番20号
施設 : 総合結婚式場、レストラン
交通 : JR札幌駅から地下鉄南北線「中島公園駅」下車、徒歩5分
駐車場: 公園内施設駐車場を利用