圓徳院

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圓徳院

豊臣秀吉の妻、北政所ねね終焉の地として知られる寺院です。
豊臣秀吉の没後、北政所ねねは「高台院」の号を勅賜されたことで秀吉の菩提を弔うために高台寺建立を発願。
慶長10年（1605）、山内に伏見城の化粧御殿とその前庭を移築して移り住んだのが圓徳院のはじまりです。

ねねは58歳から77歳で没するまで19年間、この地で余生を送りました。
その後、寛永9年（1632）に次男の利房の手により高台寺の塔頭として開かれました。

境内には伏見城の化粧御殿とその前庭を移した北庭、豊臣秀吉が念持仏とした三面大黒天尊天、豊臣秀吉ゆかりの品を展示する掌美術館などがあります。