法金剛院

関西花の寺第一三番霊場の法金剛院は、平安時代の初めに創建された右大臣清原夏野の山荘を、寺として双丘寺（ならびがおかでら）と称したのはじまりです。
天安2年(858)に文徳天皇が大きな伽藍を建て、定額寺に列し天安寺としました。その後、平安時代の末の大治5年(1130)に鳥羽天皇の中宮待賢門院が復興し、法金剛院としました。
庭園は待賢門院が極楽浄土として造園させた「池泉回遊式浄土庭園」で、平安時代の庭園の姿を現代に残す数少ない貴重なものです。
通称「蓮の寺」とも呼ばれ、7月初旬から8月上旬にかけては、世界中から集めた蓮が苑池や鉢に蓮の花が咲き誇り、まさに極楽浄土のようです。
関西花の寺霊場に名を連ねるにふさわしく、蓮だけではなく、花菖蒲、枝垂れ桜、あじさい、紅葉と四季の移り変わりとともに楽しめます。

所在地　：　京都市右京区花園扇野町49

施設　：　寺院

交通　：　JR嵯峨野山陰線・花園駅から徒歩5分、京都市バス「花園扇野町」から徒歩3分

駐車場：　あり

問合せ先　：　法金剛院

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