寂光院

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寂光院

寂光院は、推古2年(594)に聖徳太子が御父・用明天皇の菩提を弔うために創建された寺院です。
鎌倉時代造立の地蔵菩薩立像を御本尊とし、平清盛の息娘である建礼門院が、源平の合戦で戦いに敗れ、壇ノ浦で滅亡すら平家一門とわが子安徳天皇の菩提を弔うために入寺し、生涯を過ごした尼寺として知られています。
平成12年(2000)の放火により本堂が焼失しましたが、御本尊である地蔵菩薩立像は大きく焼損したものの、修理を施された上で現在は境内奥の耐火構造の収蔵庫に安置されています。
現在本堂に安置されている御本尊は当時の姿のままに新たに復元されたものです。