実相院

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実相院

寛喜1年(1229年）、静基僧正が開創した門跡寺院です。
奥の書院と客殿との間にある山水庭園、比叡の山並みを借景とした雄大な石庭が見事。
「床もみじ」「床みどり」と愛称のついた、床板に外の紅葉したもみじや青もみじが写り込んで黒光りする床も必見です。
後陽成天皇の真筆の「仮名文字遣」、後水尾天皇の「忍」の一大字、明正天皇が書かれた「三十六歌仙」、岸駒石灯籠「寒山拾得の図」など、歴史的に価値のある寺宝が多く収蔵されています。