三十三間堂

三十三間堂は本堂の通称名であり、正式名を「蓮華王院」と呼びます。
名は南北120メートルに延びる本堂内陣の柱間が33あることに由来します。
平安時代後期に後白河上皇の命により創建したものですが、建長元年（1249年）に市中からの延焼により焼失、現在の建物は鎌倉時代の文永3年（1266年）に再建されたものです。
和様、入母屋造りで本瓦葺きの総檜造りの本堂は南北120メートル、地上16メートル、奥行き22メートルと巨大で威風堂々としています。
内部には国宝である雷神像、風神像、観音二十八部衆像など28体の仏像や千手観音を合わせて1001体収蔵しています。
南側にある南大門と築地塀は豊臣秀吉ゆかりの桃山時代の名残りを残す気風あふれる建造物です。
毎年1月中旬には、南北に伸びる本堂脇で「通し矢」と呼ばれる弓道大会が行われます。

所在地　：　京都府京都市東山区三十三間堂廻り657

施設　：　寺院

交通　：　JR京都駅より市バス100・206・208系統で「博物館三十三間堂前」下車すぐ、京阪七条駅より徒歩7分

駐車場：　あり

問合せ先　：　蓮華王院三十三間堂

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