京都仙洞御所

京都御苑内、京都御所の東南に位置する京都仙洞御所は、皇位を退位した天皇（上皇、院などと呼ばれる）のお住まいとして造営され、後水尾上皇の御所として江戸時代初期の寛永7年(1630)に完成したものです。
もともとは仙洞御所の名でしたが、明治時代になり皇居が東京に移ってから東京に仙洞御所が完成したことから、京都仙洞御所と呼ばれるようになりました。
現在では天皇皇后陛下をはじめ皇室の方々が京都においでになるときの宿泊施設として活用されています。
京都仙洞御所の敷地内には広大な庭園が整備され、その自然豊かな景観はここが京都市街地・洛中であることを忘れてしまうほどです。
参観は約1キロメートルの距離を1時間程度かけて、案内人による案内を聞きながら散策します。
参観は無料ですが予約制で、特に桜が咲く4月上旬、藤の花が咲く5月上旬、紅葉シーズンの11月中旬から下旬にかけては争奪戦となり抽選となるので、予約開始日に申し込むことが必須です。

所在地　：　京都府京都市上京区京都御苑内

施設　：　御所

交通　：　京都市営地下鉄烏丸線・丸太町駅から徒歩15分、京都市バス・府立医大病院前停留所から徒歩10分

駐車場：　京都御苑内にあり

問合せ先　：　京都仙洞御所

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