貞観18年(876年)に創建された、橘逸勢(たちばなのはやなり)公を御祭神とする神社です。
橘逸勢公は嵯峨天皇、空海と並んで日本三筆と称された天下の能書家。
皇位継承の争いである承和の変に関与したとの罪を着せられ伊豆に追放されたときに病没しました。
その後、京都で不思議なことが起きたため、天皇により名誉回復と復権がなされたのち、早良親王、伊予親王とともに橘逸勢公の霊を神泉苑に祀り、御霊会が営れました。
当時盛んだった御霊信仰に基づき、この地に下桂御霊神社が創建されるに至りました。
現在の社殿は江戸末期の造営のもとと考えられています。
毎年5月第3日曜日に例大祭が行われ、社宝の鳳輦(ほうれん)がお披露目されます。
所在地 : 京都府京都市西京区桂久方町47-1
施設 : 神社
交通 : 阪急京都線・桂駅から徒歩15分
駐車場: あり
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