光仁天皇の皇子であり、桓武天皇の弟の早良親王をお祀りする神社です。
早良親王は謀略により藤原種継暗殺の疑いをかけられ乙訓寺に幽閉ののち、淡路島へ流罪となりますが、無実を訴えるためその道中で絶食により命を絶ちます。
その後、桓武天皇の周りの人が次々と亡くなったり、都に悪疫が流行しました。
これは早良親王の祟りであるとされ、その霊を慰めるため崇道天皇の追号を贈り、平安京の鬼門に位置するこの地に祀られたのが始まりです。
現在はパワースポットとして知られており、国道から200メートル程の緩い坂を登りながら歩く静かな森の中の参道や境内にはたしかに霊気が漂います。
所在地 : 京都府京都市左京区上高野西明寺山町34
施設 : 神社
交通 : 叡山電鉄「三宅八幡」下車 徒歩8分
駐車場: なし