相国寺

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相国寺

国をたすける、治めるという意味の「相国」を名に持つ相国寺は、中国の大相国寺の寺号を頂いた相国寺は、臨済宗相国寺派の大本山として14世紀末に室町幕府三代将軍の足利義満によって創建されました。
何度も焼失と復興を繰り返し、創建当時のものは現存していませんが、法堂は日本最古の法堂建築として1605年に豊臣秀頼の寄進により再建されたもので、狩野永徳の子・光信による天井画「蟠龍図」があり、通称「鳴き龍」として知られています。
方丈には、絵師の原在中による「中国普陀落山図」や「琴棋書画図」などの障壁画、平たく白砂を敷き詰めた庭と、起伏のある盛土で深山幽谷を表した枯山水庭園の対照的な2つの庭園があります。
京都ではあまりにも有名な金閣寺、銀閣寺は、相国寺の塔頭寺院です。