天龍寺

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天龍寺

天龍寺は臨済宗天龍寺派の大本山です。
暦応2年（1339年）に吉野で亡くなった後醍醐天皇の菩提を弔うために、足利尊氏によって創建されました。
過去８度の大火に見舞われましたが幾度となく再建され、現在の堂宇の多くは明治時代、大正時代に再建されたものです。
桜や紅葉の名所として知られ、曹源池を中心に、嵐山や庭園西の亀山を借景とした池泉回遊式庭園、季節ごとに草花が咲き誇る百花苑は見事です。
本堂と庭園越しに京都の町並みを眺めることができる「望京の丘」は、桜の開花シーズンは眼下に桜の海を観賞できます。
法堂の天井に描かれた直径9mの円いっぱいに描かれた、加山又造画伯作の「雲龍図」も見事です。

平成6年（1994年）、世界文化遺産登録。