東寺

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東寺

東寺は平安京のなかで唯一残る建造物で、796年（延歴15年）に造営が始まりました。
嵯峨天皇から東寺の造営を弘法大師（空海）を賜ってからは、講堂・五重塔が完成しています。
境内にある大師堂・講堂・金堂・五重塔は、いずれも国宝や重要文化財に指定された貴重なものです。

五重塔は落雷などで4度の火災により焼失しましたが、その都度再建されて現在に至ります。
耐震構造を施した優れた建築物で、いまの五重塔は1644年（正保元年）に徳川家光の寄進により再建された高さ55メートルの現存する古塔では日本一の高さです。
春と秋は特別公開として普段は公開されない収蔵品などを公開しています。春の夜桜ライトアップも必見です。

1994年（平成6年）、ユネスコ世界遺産登録。