神宮の博物館（神宮農業館・神宮徴古館・神宮美術館）

内宮と外宮を結ぶ御幸道路の中間にある倉田山の西側一帯は、「倭姫文化の森」と呼ばれ、神宮徴古館、神宮農業館、神宮美術館、神宮文庫があり、伊勢神宮の博物館が集積しています。
神宮徴古館、神宮農業館は赤坂離宮（現在の迎賓館）を手掛けた片山東熊の設計で国の登録有形文化財に指定されています。

神宮徴古館は明治42年に竣工しましたが戦災により外壁以外を焼失したため、昭和28年に2階建てに改修されたのち、平成8年に現在地に縮小移転しました。
神宮の祭祀や社殿建築、式年遷宮で撤下された御装束神宝など貴重な資料を展示・収蔵しています。

神宮農業館は日本で最初の産業博物館として、皇室の御下賜品やお祭りの御料、コメの栽培過程、自然の産物の剥製など、注目に値する展示を行っています。

神宮美術館は式年遷宮を奉賛して神宮に奉納した美術品を収蔵・展示しています。

近くには、伊勢神宮内宮の別宮である倭姫宮（やまとのひめのみや）があります。

所在地　：　三重県伊勢市神田久志本町1754-1

施設　：　博物館

交通　：　近鉄五十鈴川駅より徒歩7分、三重交通バス・神宮徴古館前から徒歩3分

駐車場：　あり

問合せ先　：　神宮の博物館

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