聖徳太子がこの山で戦勝の祈願をしたとき、天空遥かに毘沙門天王が出現し、必勝の秘法を授けたことが由縁で創建された寺院です。
毘沙門天王が出現したときが寅年、寅日、寅の刻であったことから、寅に縁のある神として信仰されています。
「朝護孫子寺」(ちょうごそんしじ)の勅号は、醍醐天皇の病気平癒を命蓮上人が毘沙門天王に祈願したところ、たちまち癒えたことから賜ったと伝えられています。
信貴山の多くが寺域であり、山の頂上にある空鉢護法堂、中世の城跡である信貴山城跡、四国八十八ヶ所の御本尊をお祀りしている開山堂などを回ると約2時間を所要する、上り下りのある健脚向きの参拝コースとなっています。
境内には宿坊が3箇所あります。
所在地 : 奈良県生駒郡平群町信貴山5
施設 : 寺院
交通 : JR・近鉄王寺駅から奈良交通バス「信貴山門」行きで約22分、信貴大橋下車徒歩5分
駐車場: あり