金剛輪寺

湖東三山の真ん中のお寺として知られる天台宗の古刹、金剛輪寺は聖武天皇の勅願で行基菩薩により奈良時代の天平13年(741）に開山されました。
平安時代のはじめ、比叡山より来山した慈覚大師により天台密教の道場とされ、延暦寺の末寺・天台宗の大寺院として現代に至ります。
鎌倉時代に建立された三重塔、室町時代に建立された二天門は国指定重要文化財です。
桃山時代から江戸時代の中期にかけて造園された、本坊明壽院の庭園は国の名勝にも指定されています。
御本尊の観世音菩薩は行基菩薩による一刀三礼で拝みながら彫り進めたもので、木肌から一筋の血が流れ落ちたことで魂が宿ったとして、粗削りのまま御本尊として祀られたことから、「生身（なまみ）の観音さま」と信仰を集めています。

秋は紅葉の名所として、多くの人が訪れています。

所在地　：　滋賀県愛知郡愛荘町松尾寺874

施設　：　寺院

交通　：　名神高速道路・湖東三山スマートICからクルマで1分

駐車場：　あり

問合せ先　：　金剛輪寺

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