西教寺

天台宗盛宗総本山である西教寺は、聖徳太子が恩師である高麗の僧慧慈、慧聡のために創建した寺院です。
荒廃した時代ののち、慈恵大師良源上人が復興して念仏の道場としました。
本堂は江戸時代に建てられた重要文化財で、平安時代の作とされる阿弥陀如来像が御本尊として安置されています。
戦国時代の名だたる武将ゆかりの寺院としても知られ、梵鐘はかつて近くにあった坂本城から明智光秀によって寄進されたもので、客殿は豊臣秀吉の伏見城の旧殿です。
特に明智光秀との関わりは深く、西教寺の復興に力を注ぎ、氏と一族の墓も祀られています。
境内からは琵琶湖を一望のもとにすることができ、小堀遠州作による客殿庭園など見どころがたくさんあります。
紅葉の名所として知られ、参道はもみじのトンネルがライトアップされます。

所在地　：　滋賀県大津市坂本5丁目13番1号

施設　：　寺院

交通　：　JR湖西線・比叡山坂本駅から徒歩30分、京阪石山坂本線・坂本駅から徒歩25分、いずれの駅からも江和バスで西教寺下車

駐車場：　あり

問合せ先　：　西教寺

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