城下かれいは、日出町の別府湾を望む暘谷城址(ようこくじょうし)の下でのみ獲れるので、「城下(しろした)」かれいと呼ばれています。
暘谷城址の下の海中に清水が湧くところがあり、そこで城下かれいは繁殖します。
古くは江戸時代においても将軍に献上されたほどの美味なるもので、武士階級しか食べることのできないものでした。
毎年5月上旬に開催される城下かれい祭り期間中は、町内の料理店で刺身、煮付け、酢の物、お吸い物などがついた城下かれいミニ懐石がリーズナブルな価格で提供され、好評を博しています。
城下かれいミニ懐石の食事券は、通常は当日朝からのみ販売されますが、県外客向けには往復はがきによる受付で予約ができます。(2010年5月現在)
当日販売も県外客枠も数量限定です。
所在地 : 大分県速見郡日出町
施設 : -
交通 : メイン会場の日出小学校グラウンドまで、日出バイパス出口からクルマで約5分。JR日豊本線・暘谷駅から徒歩5分。
駐車場: 祭り開催期間中は、日出暘谷高校跡地に無料大駐車場が設置され、そこから近くまで無料シャトルバスが運行されます。