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 ニューヨーク・シティ・マラソン 参加レポート[PR]
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ニューヨーク・シティ・マラソン 参加レポート
ニューヨークシテイマラソン、ペイストリー
2007年11月4日開催の、ING NEW YORK CITY MARATHONに参加してきましたので、レポートします。

参加者は約4万人。完走者は38,440人。
午前10時10分よりスタート。
天候:晴れ


男子1位:Martin Lei  keniya 2:09:04
女子1位:Paula Radcliffe  England 2:23:09







スタート地点に集合
スタテン島フォートワズワースに到着 ツアーバスが続々と到着 セキュリティチェックを受けて入場

まだ夜も明けきれない午前6時、ツアーバスはスタテン島のフォートワズワースという米軍基地に到着します。
遅い時間(7時過ぎ)になると渋滞が激しくなりますから、早め早めの到着がおすすめです。

スタート地点にはEXPO会場でもらった、ゴール地点でトラックから受取るために預ける、荷物を入れた透明のビニール袋のみ持ち込めます。
これ以外は持ち込めません。
また、透明のビニール袋に入れた荷物によっては警備員によるセキュリティ・チェックを受ける必要があります。

スタート地点で食事
スタート地点でベーグルを食べる ダンキンドーナツのコーヒー ゲータレード

スタート地点では、スタート待ちの間、ホットコーヒー、ベーグル、パワーバー(カロリーメイトみたいなもの)、ゲータレード(スポーツドリンク)、 スプリングウォーターなどを自由に摂ることができます。
意外にもベーグルがおいしかったです。さすが本場ニューヨーク。 だけど食べすぎには注意しましょう。おなかがもたれてマラソンに支障がでます。
食事提供は朝8時までです。スタート前の2〜3時間くらい前には食事を終えるのが理想です。
水分は充分とっておく必要があるので、スプリングウォーターは充分確保しましょう。余るほどあるのでいくらでも貰いましょう。
コーヒーは暖をとるにはよいですが、脂肪燃焼を促進してしまうので、ランニング数時間前での飲用は控えめにしたほうがよいでしょう。

スタート地点でのイベント
R&Bバンド、BLUES BBQによるLIVE演奏 公式フォト撮影 NBCテレビによる生中継

スタート待ちの間、R&BバンドによるLIVE演奏、 公式フォト撮影、テレビ生中継やパネルディスカッションなどが開催されています。
フォト撮影されたものは、後日Webサイトからプリント注文ができます。

brightroom.com

スタート地点でのセキュリティ
スタート地点で警備するポリス ビルの上から警備するNYPD警官 スタート地点を上空から警備するNYPDのヘリコプター

これだけ大勢の人が集まる場所なので、テロを警戒したセキュリティもハンパじゃありません。
入場時の荷物検査だけではなく、ランナーのいるエリア、上空からは何機ものヘリコプター、 建物の上からライフルやマシンガンを所持したニューヨーク市警の警官がいたるところで監視しています。
大勢の人達のボランティア、警官のおかげで、New York City Marathonは成り立っているわけです。

スタート地点のトイレ、回収され寄付されるウェア、荷物を預けるトラック
スタート地点の世界最大数の簡易トイレ スタート地点で脱ぎ捨てられたウェア スタート地点で荷物を預けるUPSのトラック

4万人近くのランナーが集まるスタート地点はトイレの数も膨大なもの。 おそらく世界最大の簡易トイレ数です。トイレは早めに済ませましょう。
スタート1時間半くらい前から混みはじめ、30分前までは激混み。スタート間際は意外と空いています。

また、スタート直前までランナーは保温のためにジャージなどを着ているわけですが、その場で脱ぎ捨てられます。 これらはボランティア団体によって選別され洗われた後に恵まれない人達に贈られます。
11月上旬のニューヨークの気候は日本の東京でいえば12月中旬の気候。 早朝から屋外で待機するわけですから、寒さ対策は重要な課題なのです。

EXPO会場でもらった指定の透明な袋に入れた荷物はゼッケン番号に書かれたトラック番号(Baggage Car No.)を掲げたトラックのところに持って行って預けます。
この指定の透明な袋には所定の位置に自分のゼッケン番号、預けるトラック番号が書かれたシールを貼り付けます。
このシールは透明な袋の中に入っています。
あまり遅い時間になると待ち時間が長くなりますから、9時過ぎには預けておいたほうがよいでしょう。

ついにスタート!
スタート後にVerrazano-Narrows Bridgeを渡るランナーを見送る シューズに取り付けたタイム計測用コンピュータチップ 予定完走時間のプラカードの後ろに並んでスタートを待つ

スタテン島からブルックリンへかかる橋のたもとから順次スタートします。
ランナーはシューズにコンピュータチップを取り付け、路面上のセンサーを通り抜けることにより計測がなされるので、 10:10分スタートとはいえ、計測は平等。
自分の場合、スタートラインを踏むまでに25分かかりましたが、スタートラインを越す前から走ることができたので問題なし。
先にスタートしたランナー達がブリックリンへの橋を渡っていく雄姿を見ながら自分のスタートを待ちます。
このときの歓声はすごいものです。 "Woooooooooooooo! hoooooooooooooooo!!" "Yeahhhhhhhhhhhhhhhhhhh!"

ゼッケン番号に記された、ブルー、グリーン、オレンジのグループ毎に、 予定完走時間のプラカードの後ろに並んでスタートを待ちます。
早く走りたいからといって、ズルするのはやめましょう。速く走るランナーの邪魔になって迷惑です。
予定完走時間を身体の前後に記したTシャツを来たペースランナーが複数人いますから、 この人についていくとよいのですが、あくまで目安です。
ペースランナーは予定完走時間よりも遅い人のほうが多いようです。

スタートしてブルックリンへの橋を渡る
スタート地点直前の誘導 スタートラインをついに通過 Verrazano-Narrows Bridgeを渡る

係員の誘導に従って、走り出します。
走り出したからといって、自分のストップウォッチの計測をスタートさせるのはまだ早いです。
スタートラインは橋を渡る直前にありますから、そこで計測をスタートさせましょう。

スタート地点を出てすぐの橋"Verrazano-Narrows Bridge"は2階層構造。 ブルースタートは上層階を走りますが、グリーンスタートは下層階を走ることになります。
ここでちょっと注意。 トイレを我慢していたランナーがこの橋で用を足していきます。 下層階を走る人は、橋の端を走ると上から降り注ぐ小便がかかってきますから、道路の真ん中を走りましょう。 橋を渡りきると、沿道に応援者が大勢いますから、立小便をするチャンスはここだけなのです。

ブルックリン
橋を渡ってブルックリン地区を走る ブルックリン地区の住宅街を走る ブルックリン地区を走る

橋を渡りきるとブリックリン。
ハイウェイのような道路から次第に住宅街、幹線道路と、光景は次々に変わって行きます。
撮影する場合は、道路の真ん中で止まらずに、脇へ寄ってからしましょう。
ものすごく人が多いので、ぶつかったりしないようにスピードを落とす場合は後ろに注意しましょう。

この辺りの沿道の応援は、少しばかり荒々しい感じがします(笑)

クイーンズ
西部劇のようなクイーンズの街並み 橋を渡ってブルックリン地区を走る クイーンズ・ボロー橋へ

ブリックリンを過ぎるとクイーンズ。
クイーンズ地区に入ると景観は一変。 西部劇風の街並みだったり、徐々に大都市らしい街並みに変わっていきます。
かわいい給水ボランティアもランナーを応援。

エイドステーションではゲータレード、ウォーターの順に給水を行っています。
エイドステーションの手前は混みあいますから、数十メートル先でボランティアからコップを受取るようにしましょう。
トイレは3マイル目以降、1マイル毎にあります。 混んでいることが多いです。待ち時間が長いとそれだけ時間のロスになりますので、注意が必要です。
できるだけトイレが多いところで用を済ませましょう。

メディカルステーションは3マイル目からゴールまで1マイル毎にあります。

途中計測地点、日本人の応援、LIVE演奏
途中計測地点 日本国旗による沿道の応援 エンターテイメント・ゾーンでのLIVE演奏

5km毎、ハーフ地点に途中計測地点(チェック・ポイント)があります。 道路に計測マットが敷いてありますから、ここを乗り越えるようにしましょう。
ズルしていないかを確認するためと、スプリットタイム計測のためですね。

また、いくつかビデオチェックポイントがあります。 ゼッケンをシャツの前に貼って見えるようにしましょう。
"SMILE!"と書いてあったらそこがビデオチェックポイントです。

沿道の応援は途切れなく続きますが、なにより嬉しいのが日本人による応援。
今回のマラソン大会では、7箇所くらいで日本の国旗を掲げた応援を見かけました。
他国に比べれば、まだまだ少ないのですが、異国の地で頑張っている同胞の応援は嬉しいもの。
米国の応援以外で盛り上がっていたのはオランダとかイタリアとかのヨーロッパの応援団だった感じです。

沿道数箇所にはエンターテイメント・ゾーンがあり、ロックやゴスペル、バグパイプなどいろいろな音楽を聴かせてくれ、 プロ級の腕前を披露しています。
ロッキーのテーマを演奏していたバンドからはパワーをもらい、思わず足どりに力が入ります。
駆け抜けるランナーの誰もがバンド演奏者たちに腕を上げて、応援に応えていきます。

マンハッタン
クイーンズ・ボロー橋からマンハッタンへ クイーンズ・ボロー橋からマンハッタンへ マンハッタン・アッパー・イースト・サイド

クイーンズ・ボロー橋を渡ってマンハッタンへ。 クイーンズ・ボロー橋は緩やかな上りが延々と続くので、足に堪えます。
しっかりとした足取りで渡って行きましょう。
橋を渡りきると風景は完全に都市景観に変わり、沿道の応援の数も激増していきます。
声援もより大きなものに。 今回、ゼッケンとは別にネームを書いたものをシャツ前面に貼り付けていたのですが、

  "Go ○○ GO!" "Good Looking guy, ○○!" "Good job! ○○" "Come on! ○○"

などと声を掛けてもらいました。
シャツに名前を書いていると沿道の応援に声をかけてくれるとの情報を事前に得ていたのでそうしましたが、名前を書いている人は大勢いました。
ただ、日本人で名前を書いている人は少なかったですね。

マンハッタンに入ると、アッパー・イースト・サイドのいちばん、イースト川寄りの道路を一直線に北上して、ブロンクスへ向かいます。
ゆるやかな上り下りとなっているので、ビル群のなかを走る楽しさを実感。

ブロンクス
ブロンクスへの橋「Wills Ave. Bridge」を渡る ブロンクスを走る ブロンクスを走る

ブロンクスへの橋"Wills Ave. Bridge"は、路面が穴あきとなっている箇所があり、走りにくいので、 マットが敷いてあるところを走りましょう。
ブロンクスは下町っぽい街並みが広がる町。 暖かい声援で迎えてくれます。

ハーレム
ハーレムへの橋「Madison Ave. Bridge」を渡る ハーレムを走る ハーレムを走る

ニューヨーク・シティ・マラソン最後の橋、"Madison Ave. Bridge"を渡って、再びマンハッタン島へ。
JAZZやゴスペル、R&Bなどの黒人文化が花開く街、ハーレムを走ります。
生演奏はゴスペル。 閑静な感じの住宅街ですが、夜は景観が一変してしまう場所。
普段立ち入ることが危険とされるところも、今日ばかりは堂々と走り抜けます。

再びマンハッタン、セントラルパークへ
ハーレムを駆け抜け、セントラルパークの東側へ セントラルパークの北東側から中に入り、セントラルパーク南端へ セントラルパーク南端が見えてきた!

ハーレムを駆け抜けると、セントラルパークの東側へ出ます。
セントラルパークの北東側から中に入り、セントラルパーク南端へ向かいます。
またここからがとてつもなく長く感じるんですよね。3kmくらいはあったと思う。
緑の中を駆けていくと、高層ビル群が見えてきてセントラルパーク南端に到達。

ゴール
セントラルパークの南端を西へ セントラルパークに再び入り、勝利のビクトリーロードへラストスパート! ついにゴール!!

セントラルパーク南端に到達したら、西へ。
西端で再びセントラルパークに入り、北上。
ゴールまでの500mはビクトリーロード。両側に設けられたスタンド席からはとてつもない声援が。
両手を掲げてガッツポーズで、"Yeahhhhhhhhhhhhhhhhhhhhh!"と叫ぶと、観客は大歓声で応えてくれます。

ゴォォォォォォォォォォォォル!!

荷物のピックアップ
ゴール後はお互いの健闘を讃えます 身体を冷えから守る保温アルミシートを被って荷物を預けたトラックへと向かいます トラックから預けた荷物を受け取ります


"Congratulation"

ゴール後、スポーツマンらしくお互いの健闘を讃えあいます。

ゴール後には、
 ・完走メダル授与
 ・ベーグル、リンゴ、スポーツドリンク、スプリングウォーター、パワーバーの入った食事セットを貰う
 ・保温のためのアルミシートを貰って身体を覆う
 ・シューズに取り付けた計測用コンピュータチップの返却
をして、預けた荷物のあるトラックまで歩きます。

走った後のリンゴがこれまたうまい。 こぶりなリンゴですが、42.195kmを走りぬいた身体を確実に癒してくれます。

完走後、身体の調子が急変した場合は、すぐに近くのヘルパーに声をかけて診てもらいましょう。
トラックから自分の荷物を受取ったあと、着替えて歩いてホテルに戻るか、地下鉄で最寄駅から帰ります。
ダコタアパート、アメリカ自然史博物館のある、Central Park West通りは歩行者天国になっています。
当日、ニューヨークシティマラソンのゼッケンを付けている人は、地下鉄運賃無料だそうです。

After Marathon
翌日のNew York Timesには完走時間5時間以内の完走者氏名を掲載 翌日のNew York Times紙面 翌日のNew York Times紙面
翌日販売のNew York Timesには、完走時間5時間以内の完走者全氏名が掲載されます。


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