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九州最高峰の山、久住山登山のガイド。 |
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【行き】
牧ノ戸峠登山口→(20分)→沓掛山→(1時間)→星生山→(20分)→星生崎→(20分)→久住分かれ→(15分)→久住山
【帰り】
久住山→(10分)→久住分かれ→(30分)→扇ヶ鼻→(40分)→沓掛山→(15分)→牧ノ戸峠登山口
上記、経由地点間の所要時間は、あくまで目安です。撮影時間や休憩時間は含んでいません。
プラス1〜1.5時間は余裕を持って行動しましょう。
久住山だけの登山なら、往復3時間あれば行けます。星生山を登る場合、急坂のガレ場が多いので所要時間がかかります。
また、星生山へは久住分かれから行くのではなく、牧ノ戸峠側から登ったほうがいいようです。
それは牧ノ戸峠側からの上りが急勾配なため、久住分かれから登ると急な下り道を行くこととなり危険だからです。
【トイレ】
登山者にとって切実な問題はトイレです。
登山ルート中、トイレは1箇所しかありません。
久住分かれに避難小屋に併設されています。
バイオトイレ(微生物で糞尿を分解する装置のあるトイレ)が設置されています。
水道はないので、ウエットティッシュを持っていったほうがよいでしょう。
いうまでもなく、出発前に牧ノ戸峠登山口にある公衆トイレで必ず用を足しておきましょう。
出そうになくても、一応ふんばっておくことをオススメします。安心感が全く違います。
それでも不安な人は携帯用トイレを準備していきましょう。
1to1travel.jp 携帯トイレガイド
【牧ノ戸登山口までのルート】
・大分自動車道/九重ICから、県道40号線(九酔峡)、長者原登山口までクルマで1時間。
・大分自動車道/由布院ICから、国道210号線から水分峠から県道11号線(やまなみハイウェイ)を経由して、長者原登山口までクルマで1時間。
・阿蘇/一の宮町宮地から県道11号線(やまなみハイウェイ)を経由して、長者原登山口までクルマで35分。
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登山口を出発。この日は平日だったので、駐車場に停車しているクルマは少ないです。 休日やミヤマキリシマ開花期(6月上旬〜6月中旬)、紅葉シーズン(10月下旬〜11月中旬)はもの凄く混雑します。 確実に駐車できるように、午前7時前後には着いておいたほうがよいです。
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登山口から沓掛山までは舗装された登山道です。 急な上り坂を登ってゆきます。 途中、展望台があり、ここから長者原方面を眺望できます。
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牧ノ戸峠登山口から沓掛山頂上まで約20分。 振り返ると牧ノ戸峠駐車場、その向こうに山々が眺望できます。
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進行方向右手には、これから進む登山道、三俣山が見渡せます。 沓掛山頂上は岩でできているので、ガレ場を乗り越えなかればなりません。 途中、岩に打ち付けた階段を下りる必要があります。 ガレ場を過ぎると、しばらくは平坦な道です。
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沓掛山を過ぎ、しばらくは見通しのよい平坦な道が続きます。 草木を分け入った道を抜けると、扇ヶ鼻への分岐と星生山(ほっしょうざん)への分岐に出ます。
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星生山分岐を星生山へ向かいます。
ルートは2つあるのですが、道なりに進みます。
途中、右に行く細い登山道があるのですが、こちらのほうは急斜面でわかりにくく、
またあまり使われていないのか、登山道自体が草に覆われています。
星生山中腹から頂上までは急斜面となります。
6月のミヤマキリシマ開花シーズンは山の斜面に花の群落を見ることができます。
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星生山からは長者原方面、硫黄山の噴煙、扇ヶ鼻、久住山と、九州山地の山並みが一望のもとにできます。 頂上なので風はかなり強いです。 汗ばんだ体に風が心地よいです。
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星生山から久住分かれまでは尾根をトラバースして行きます。
ルートのほとんどガレ場なので足元には注意しましょう。
途中、ルートがわかりにくいガレ場があるのですが、間違えたと思ったら来た道を戻ってみましょう。
足元の不安定なガレ場も多いので、強行突破はとても危険です。
6月のミヤマキリシマ開花シーズンは山の斜面に花の群落を見ることができます。
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久住分かれから稲星山、中岳への分岐は緩やかな上り。 分岐を過ぎてから久住山頂上までは急斜面のガレ場となります。 小石や細めの土砂が堆積しているので、滑らないように登りましょう。
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ガレ場を登りきってようやく頂上に到着。
みんなが目指す場所とあって、とても賑わっています。
シーズン中はとても混み合うところです。
ここでみんな昼食をとっていきます。だいたい30分〜40分くらいが滞在時間でしょう。
九州最高峰とあって、眺めも最高。ただし、風が強く、雲の流れが早い早い。
晴れている日は遠く阿蘇五岳まで見渡せるのですが、雲の多い日はご覧のとおり。
でも流れは早いので、しばらく待っていれば雲のすき間から下界の様子が見えます。
なにより、雲がものすごい勢いで自分のほうに向かってくる景観はちょっと他では味わえません。
ここまで来た価値はあるというものです。
6月のミヤマキリシマ開花シーズンは頂上付近の山の斜面にも、花の群落を見ることができます。
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来た道を下って行きます。これから登る人と何人もすれ違います。
下りは滑りやすいので注意。小石や細めの土砂のあるところは避けてゆっくりと下りましょう。
久住分かれにはトイレがあるので、用を足したい人はここで済ませてゆきましょう。
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星生崎の下をガレ場を越えてゆきます。 これを越えてから行きに登った星生山への分岐までは平坦な道です。
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扇ヶ鼻と牧ノ戸峠登山口への分岐を左へ、扇ヶ鼻方面へ行きます。 ここからは細い急斜面とゆるやかな上りです。途中ガレ場が一部あります。 右手には長者原温泉郷が見えてきます。
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扇ヶ鼻山頂からは長者原、牧ノ戸峠、やまなみハイウェイ、瀬の本高原が見下ろせます。 ここも山頂なので、風は強いです。でも久住山よりは標高が低いので雲でまったく眺望がきかない、 なんてこともあまりありません。
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登ってきた道を下り、久住山への登山道に戻ります。 牧ノ戸峠へ行く場合、久住山と牧ノ戸峠への分岐がありますので、 左(牧ノ戸峠方面)へ進みましょう。
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扇ヶ鼻登山道から久住山登山道に戻ったら、あとは来た道を戻るだけです。 沓掛山山頂には鏡がありますので、ここで風で乱れた髪を直して下界に戻る準備をしましょう。 牧ノ戸峠登山口にはJAの売店があります。ここのソフトクリームはうまいです。 他にも大分県の季節の農産物やお土産品を販売しています。