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九重ミヤマキリシマを見るための平治岳、大船山、北大船山登山のガイド。 |
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長者原登山口→(1時間30分)→雨ヶ池越え→(1時間)→坊がつる→(1時間)→段原→(30分)→大船山
大船山→(20分)→段原→(20分)→北大船山→(1時間)→大戸越え→(30分)→平治岳
平治岳→(30分)→大戸越え→(1時間)→坊がつる→(20分)→法華院温泉→(1時間)→すがもり越え
すがもり越え→(1時間)→長者原登山口
上記、経由地点間の所要時間は、あくまで目安です。撮影時間や休憩時間、温泉入浴時間は含んでいません。
プラス4〜5時間は余裕を持って行動しましょう。
ガイドブック等を読むと平治岳だけなら、7時間半くらいで往復できると書いてありますが、実際はもっとかかります。
ここまで来て、平治岳だけに登るのはもったいなく、やはり大船山、北大船山も登りたくなるのが山男の性でしょう。
筆者は日帰り単独行で行きましたが、往復12時間半かかっています。(長者原登山口を早朝5時半に出発して、長者原登山口に帰着したのが午後6時)
日帰り登山はかなりの強行軍となり、疲労度も高くなりますので、途中の法華院温泉山荘で一泊することをおすすめします。
【トイレ】
登山者にとって切実な問題はトイレです。
登山ルート中、トイレは2箇所しかありません。
坊がつるキャンプ場と法華院温泉だけです。
坊がつるキャンプ場は簡易的なトイレです。トイレットペーパーはありませんので、用意して行きましょう。
法華院温泉は坊がつる方面からきて左側に公衆トイレと、温泉の脱衣場の中と宿舎の中にトイレがあります。
こちらのトイレは改装されているので、とても綺麗です。
いうまでもなく、長者原登山口にある公衆トイレで必ず用を足しておきましょう。
出そうになくても、一応ふんばっておくことをオススメします。安心感が全く違います。
それでも不安な人は携帯用トイレを準備していきましょう。
1to1travel.jp 携帯トイレガイド
・大分自動車道/九重ICから、県道40号線(九酔峡)を経由して、長者原登山口までクルマで45分。
・大分自動車道/由布院ICから、国道210号線から水分峠から県道11号線(やまなみハイウェイ)を経由して、長者原登山口までクルマで40分。
・阿蘇/一の宮町宮地から県道11号線(やまなみハイウェイ)を経由して、長者原登山口までクルマで50分。
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登山口を出発。この日は平日だったので、駐車場に停車しているクルマは少ない。
この時間に出発する人は4〜5人程度。
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登山口を入ると長者原自然遊歩道に出ます。しばらく木道を進むと遊歩道とわかれて登山道へ。
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長者原登山口から登山道入口まで約20分。 ここからは山道に入ります。 森の中をぐんぐんと標高を上げていきます。 途中で、左側に長者原登山口、長者原温泉郷が見下ろせます。
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登山口から2時間ほどで山道は平地に出ます。 このあたりから、ミヤマキリシマの群生が見えてきて、この先の期待感が高まります。 雨ヶ池に入ると木道があります。ここは湿地帯なのですが、雨が降っていないときは乾燥しています。 湿地帯なので、植物の群生があります。 たとえ乾燥していて地面のほうが歩きやすくても、木道のほうを歩きましょう。 正面に平治岳と大船山が見えてきます。 雨ヶ池のすぐ右側には三俣山はそびえています。
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雨ヶ池越えを過ぎると下りです。また、森の中を延々と歩きます。 途中で坊がつる、平治岳、大船山が見えてきます。 「あそこまで下りて、またあの山の頂上まで行くのぉ〜?」と考えると、気分が萎えるので 気合を入れなおしましょう。 右手には法華院温泉、すがもり越え方面が見えてきます。
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平地に下りると、大船林道との分岐に出ます。 ここはまっすぐ法華院温泉方面に進みます。 200mほど歩くと、法華院温泉と坊がつる方面への分岐に出るので、 坊がつる方面(左側)に進みます。 しばらく進むと、法華院温泉と坊がつる方面への分岐に出るので、 坊がつる方面(左側)に進みます。
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坊がつるキャンプ場です。
左側に白い建物があり、そこがトイレです。用を足していきましょう。
草原の行き止まり当たりで、大船山・北大船山と平治岳との分岐に出ます。
正面が平治岳方面、大船山・北大船山方面は右側です。
右側に進みます。
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平治岳との分岐を過ぎると、すぐに森の中に入り、急な上り坂になります。
かなり息が切れますので、ゆっくりと、休み休みに登りましょう。
途中で、法華院温泉・すがもり越え方面が展望できるスポットがあるので、
ここで一休みしながら行くのがよいです。
標高が上がるにつれ、ミヤマキリシマ群生が見えてきます。
登山道はいくつもの分かれ道があって、わかりにくいのですが、
木の枝に赤や白、黄のテープが巻きつけてあるので、これを目印にしましょう。
また、土に踏みしめられた足型を頼りにするのもいいです。
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段原の手前あたりから、北大船山に群生するミヤマキリシマが見えてきます。 段原に到着すると、北大船山山頂(左側)と大船山山頂(右側)への分岐があります。 右側に進みます。
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段原から大船山山頂までは、ガレ場の登りです。山肌を縫いながら、ひたすら急斜面を登ります。
途中で斜面にミヤマキリシマ群生が見えてきますが、ちょうど雲がかかってよく見えません。
大船山山頂は強風です。
雲の切れ目からは斜面に群生するミヤマキリシマが見えてきます。
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来た道を下って行きます。これから登る人と何人もすれ違います。
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北大船山へ登るにつれ、ミヤマキリシマ群生が見えてきます。 お花畑の中を歩いている感覚です。
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北大船山山頂からはしばらく平坦な道です。 ミヤマキリシマ群生の中を歩くと、右側に窪地が見えてきます。 さらに進むと、左側には平治岳がどど〜んと見えてきます。
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北大船山から大戸越えまでの下りは砂礫の中をしばらく進み、
残り数百mが森の中です。
砂礫の中を進むのはたいへん歩きにくく、下りだからいいものの、
上りでこのルートを選定していたら、大変な時間を要すると思います。
砂礫の道からは遠くまで見通すことができ、平治岳に登る人々が見えてきます。
大戸越えでは多くの人が食事休憩をとっていました。
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大戸越えから平治岳山頂までは、所要時間20分程度ですが、
途中、ロープを伝って登る岩場が2箇所あり、ここで登山者の列ができるので、
時間がかかると思って下さい。登山当日は平日でしたが、40分かかりました。
岩場は一人づつ登るのがルールです。同時に複数人が登ると万が一滑落した場合に、
下の人も巻き添えになります。
必ず一人が登りきってから、次の人が登るようにしましょう。
平治岳登山道は片側一方通行で、大戸越えから見て右が上り、左が下りの道です。
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平治岳山頂からは大パノラマ。 九重の山並み、坊がつる、遠く由布岳までが見渡せます。
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大戸越えからは下山道を下ります。 途中、ロープを伝って降りる急斜面が2、3箇所あります。
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大戸越えから坊がつるへの道はひたすら下りです。 森の中を延々と歩きます。
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坊がつるを過ぎて、法華院温泉と雨ヶ池越え・大船林道方面への分岐に出ます。
正面の法華院温泉へ進むとすぐに木道に出ます。
しばらく進むと大船林道に合流し、法華院温泉山荘に到着します。
1to1travel.jp 本音で語る日帰り温泉・温泉宿ガイド 法華院温泉山荘
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法華院温泉山荘を過ぎて、すがもり越えへの登山道をひたすら登ってゆきます。
すがもり越えまでは1時間の道のりです。
ガレ場を越えると平坦な道に出てケルンと黄色のマーカーに沿って進みます。
途中、久住山への分岐があるので、すがもり方面(右側)に進みます。
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すがもり越えを過ぎると今度は下りです。
ガレ場を下ってゆきます。
左には硫黄山の噴煙が見え、硫黄臭が漂ってきます。
右手には長者原温泉郷、長者原登山口が見えてきます。
砂防ダムを渡ると硫黄山林道に出て、また登山道に入り、10分ほど歩くと
また硫黄山林道に出ます。
硫黄山林道はコンクリート舗装路で、歩くには単調で疲れます。
20分ほど歩くと長者原登山口に到着です。
長者原駐車場では、明日登山すると見られる人たちがテーブルと椅子を出して、食事をしていました。
日帰り登山はキツイ、でも楽しかった!!