品目
農産一次産品
茨城県はメロン、レンコン、ピーマン、千両、若松、根みつば、チンゲン菜、白菜の日本一の産地です。
意外なのですが、茨城県はレタスの生産において全国第2位の産地です。
レタスは、老化を防ぐビタミンEや無機質を多く含み、サラダに欠かせないものです。
収穫時期 : 春と秋
農産地域 : 岩井市、境町、結城市、猿島町
夏ネギの産地である岩井市は、首都圏への農産物供給地として知られています。
ネギは食欲増進、疲労回復や免疫力増強、血糖値の抑制、血中コレステロール値の抑制などで知られていますが、
岩井市の農協の人たちがネギを1ヶ月食べ続けたらどうなるかという面白い人体実験をしています。
その結果はもちろん、風邪をひかなくなった、血圧低下などの効果があったというから効果は実証済みです。
メロンといえば北海道の夕張が有名ですが、実はメロン産地全国第1位は茨城です。砂地が多い太平洋沿いの地域が
メロンづくりに適しているとのことで、主にアンデスメロンを中心に栽培されていますが、 クインシーメロンやアールスメロンなどの高級メロンも人気です。
収穫時期 : 5〜6月
農産地域 : 鹿嶋市、旭村、大洋村、波崎町、鉾田町、猿島町、北浦町、茨城町、小川町、大和村、八千代町
コシヒカリといえば新潟産を思い浮かべますが、茨城でも栽培されています。
関東圏ですが、筑波山の清流と恵まれた土壌が米つくりに適していて、 関東産こしひかりの代表銘柄として有名です。
「ミルキークイーン」は、アミロースの少ない米として開発されました。
アミロースが少ないとモチモチとした食感と強い甘みが出せます。 また、冷めても硬くなりにくい、炊いてから時間が経ってもおいしく食べられるという性質があるので、
おにぎりや弁当のご飯に適しています。
美浦村はJRA(日本中央競馬会)のトレーニングセンターがあります。このセンターから出る大量の"しきわら"を
有効活用して、マッシュルームの栽培が行われています。 繊細で傷が付きやすいマッシュルームを根付きのまま出荷するため、味、香り、歯ざわりの良さを長持ちさせることに成功しています。
茨城はマッシュルームの生産高が全国で第3位を誇ります。
「江戸崎かぼちゃ」が栽培されている江戸崎町の地層は、
関東ローム層という火山灰質の土地で、これがかぼちゃの栽培に適しています。 堆肥による土作りをして、畑で完熟するのを待って収穫をしているので、甘さと栄養価も群を抜いています。
かぼちゃは、カロチン(ビタミンA)B1、B2、C、鉄分など豊富に含まれていて、成人病・虚弱体質・貧血に効果があると言われています。
収穫時期 : 5月下旬〜7月上旬
農産地域 : 江戸崎町
新利根町でのいちじく生産は年間約30トン。各地の市場で高い人気を得ています。
いちじくは、蛋白質、カルシウム、カロチン、ビタミンAなどをバランスよく含む自然食品です。 このいちじくを完熟させて「いちじくジャム」が加工されています。
甘さを抑え本来の風味を生かした味が人気です。
収穫時期 : 6月〜8月
農産地域 : 新利根町、美浦村
美浦村のある霞ヶ浦周辺は日本一のレンコン産地です。
レンコンには、食物繊維や、レモンに匹敵するほどのビタミンCが含まれているので、 整腸作用、便秘予防、風邪予防に効能があります。
また、タンニンやカリウムなどのミネラル分は血行を促進し、皮膚の新陳代謝を活発にするため、 美肌にもいいと言われています。
さらに、強壮剤として知られているアスパラギンやアルギニン、アルカロイドの成分も豊富なので、 疲労回復にもOKです。
収穫時期 : 10月
農産地域 : 美浦村、麻生町、北浦町、霞ケ浦町、小川町
いま大人気のイチゴの品種のひとつです。 「東の女峰、西のとよのか」がイチゴの主力品種でしたが、
最近は新しい品種が多く作られるようになってきました。 「とちおとめ」はその名が示すように栃木を中心に栽培されていますが、
おとなりの茨城でも栽培されています。とちおとめは
糖度が高くジューシーで甘く、大粒なところが特徴です。
収穫時期 : 11月下旬〜6月上旬
農産地域 : 旭村、美浦村、新利根町、下館市
旭村は全国でも有数のさつまいも産地であり、「紅あずま」が栽培されています。
鹿島灘の温暖な気候と肥沃な大地が栽培に適していて、旭村で栽培されるさつまいもは食物繊維を多く含み、コレステロールの低下と高血圧抑制、便秘予防、大腸がん予防に効果があり、
また、ビタミンCとEによる風邪の予防や美肌効果、カリウムによる高血圧抑制効果があると
いわれています。
収穫時期 : 8月〜11月
農産地域 : 旭村、大洋村、麻生町、北浦町
茨城は水はけの良い砂丘地帯と温暖な気候がピーマンの栽培に適していて、
全国第一位の作付面積を誇っています。 ピーマンにはカロチン、ビタミンC、ビタミンP、ビタミンB1、B2や食物繊維が多く含まれていて、
風邪予防、美肌、血管の強化、便秘予防に効果があるとされています。
温暖な気候と肥沃な大地を活かし、胡蝶蘭の栽培が行われています。 「胡蝶蘭」の名の由来は"蝶が舞っているように見えること"がその由来ですが、
ギリシャ語では"花の形が蛾に似ている"ということで、属名「ファレノプシス」とも呼ばれています。
「えびいも」は京野菜ですが、大洋村の特産品とすべく栽培が続けられています。
えびいもは、里芋の品種のひとつである唐芋(とうのいも)を、特殊栽培したもので、 その湾曲した形が海老に似ていることからその名がついたと伝えられています。
里芋と違い、煮崩れがしにくく、クリーミーな食感が京料理に好まれて使われています。 えびいもを含む里芋はカリウム、食物繊維が豊富で、塩分の取りすぎを抑える効果や整腸作用に効果があります。特筆すべきはぬめり成分であるガラクタン、ムチンという
食物繊維の一種で、脳細胞を活性化させ、ガン予防、潰瘍の防止、便秘の改善に効果があるとされます。
収穫時期 : 9月下旬〜11月上旬
農産地域 : 大洋村
「千両」は波崎町では大正初期から栽培がはじまり、正月用の生け花として全国に向けて出荷されています。
花言葉の「裕福・利益」のとおり、「千両箱」に通じる縁起物として、松と一緒に正月用の床飾り、生け花として使われます。波崎町は日本一の出荷高を誇っています。
収穫時期 : 11月上旬〜12月上旬
農産地域 : 波崎町
正月用の門松や生け花用の花松として千両と合わせて栽培されています。 千両と同じく、日本一の生産量です。
収穫時期 : 11月上旬〜12月上旬
農産地域 : 波崎町
鉾田町は「根みつば」の生産量、出荷量とも日本一です。
根みつばはその名のとおり、根も食べられるみつばで、 香りが豊かで柔らかく美味です。 根みつばを含む、みつばにはカロチン、ビタミンCやカリウムなどの栄養素が豊富で、
風邪予防や塩分の取りすぎを抑える効果があります。 また、香り成分に含まれるクリプトテーネンとミツバエンという物質には、神経を安定させる効果があるとされています。
町内には多くのりんご農園があり、りんご狩りを楽しむことができます。
収穫時期 : 9月下旬〜11月下旬
農産地域 : 大子町
谷和原村の「切りミツバ」は、夏の京浜地区で独占しており、
その香りと風味が高い評価を受けています。 ほとんどが高級料理店やホテル等の業務用で消費されているというから旨さはお墨つきです。
収穫時期 : 4月上旬〜12月上旬
農産地域 : 谷和原村
「大葉」は、いわゆる"シソの葉"です。日本のハーブとして、強い抗菌作用、防腐効果などがあります。
北浦町は全国第2位の大葉の生産地です。
北浦町は「チンゲン菜」の生産において日本一を誇っています。もちろん品質も日本一です。
ビタミンA、C、カルシウム、鉄分が豊富で、βカロチン、カリウムを含むので、 風邪予防、骨粗しょう症予防、貧血予防、便秘予防、成人病予防、高血圧予防、胸やけ解消の効能もあり、
気の巡りを良くして、血の滞りを治す効果があります。 また、炎症を抑え、解毒する作用もあり、万能の健康食品です。
セリの栽培はあまり見かけないのですが、いろいろな農作物の日本一の産地である茨城では、
もちろんセリの栽培は行っています。良質の水を使い、水田で栽培されています。 セリの特徴はその香りのよさにあり、食欲増進の効果があります。
正月7日に七草粥として食べると万病を防ぐと伝えられています。 セリには、リウマチ、神経痛、感冒、黄だん等によく、解熱、健胃、利尿、血圧降下等の効果があると言われています。
収穫時期 : 10月〜4月
農産地域 : 北浦町、玉造町、麻生町
「エシャレット」も北浦町は日本有数の産地です。
エシャレットは"らっきょう"のようなもので、そのまま味噌をつけて酒の肴や、塩をつけて肉料理に添えたり、
天ぷらにしたりして食べられます。 エシャレットには、アリシンやビタミンB1、鉄分、カリウムを多く含まれていますので、 疲労回復、スタミナ増強、とりすぎた塩分を排出し、高血圧やむくみの改善をする効果があります。
かすみがうら市(旧千代田町)はくだものの街です。
8月の梨にはじまって、12月〜翌年6月の苺まで年中くだもの狩りが楽しめます。
収穫時期 : 通年
農産地域 : かすみがうら市(千代田町:平成17年3月27日まで)
筑波山の南麓に位置する新治村もくだものの街です。
8月の梨にはじまって、12月〜翌年6月の苺まで年中くだもの狩りが楽しめます。
岩間町もフルーツ王国です。
栗、梅の加工品に人気が集まっています。
収穫時期 : 8月〜11月
農産地域 : 岩間町
販売店:
「にら」にはビタミンA、B2、C、カルシウム、カリウムなどが豊富に含まれている緑黄色野菜です。
消化促進、食欲増進、疲労回復、風邪予防に効果があるといわれています。 特に香り成分である硫化アリルには、新陳代謝を促進させる働きがあり、
自律神経を刺激して体をあたためる効果があります。
収穫時期 : 5〜6月、11〜3月
農産地域 : 小川町、関城町、美野里町、茨城町
「レッドポアロー(赤ねぎ)」は、桂村の一部地域でしか採れないとてもめずらしいねぎです。
独特の風味と甘みがあり柔らかく葉まで食べられます。 長ねぎの白い部分が赤くなっていて、これはアントシアニンという色素によるものです。
このアントシアニン、ブルーベリーなどにも含まれているポリフェノールの一種で、 抗酸化作用や視力向上、美肌に効果があるとされています。
「紅小玉西瓜」は直径15〜16cmのミニスイカです。
皮が薄くて甘く、冷蔵庫に切らずにまるごと入るので人気抜群です。 スイカは、「ウォーターメロン」というように、90%以上が水分で、10%近くが糖分です。
果汁には、利尿作用があるカリウムやシトルリンが含まれています。 スイカの利尿作用は、むくみを改善し尿と一緒に余分な塩分を排泄することから高血圧や
動脈硬化、膀胱炎、腎炎にも効果があるといわれています。
収穫時期 : 4〜7月
販売店:
北つくば農協協和直売センタ− TEL 0296-57-9955
協和町施設園芸協同組合協和売店 TEL 0296-57-2956

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※茨城県産でないものが含まれることがありますので御確認ください。
八千代町は、日本一の白菜の作付け面積を誇る町です。
白菜にはカリウム、カルシウム、マグネシウム、亜鉛、食物繊維、ビタミンC、イソチオシアネートが含まれていて、利尿作用、整腸作用、風邪予防、美肌効果、ガンや動脈硬化の予防効果があるといわれています。
収穫時期 : 通年、旬は11月下旬〜2月
農産地域 : 八千代町
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