品目
農産一次産品
最も代表的な馬鈴薯で、一番多く普及している品種です。
・向いている料理
煮物、粉ふき、ポテトチップス
【北海道で収穫される、じゃがいもがホクホクするわけ】
・じゃがいもは冷涼を好み、生育中は気温が高いのを嫌います。北海道の７、８月はこの気候に
ピッタリです。
・昼と夜の気温の差が大きいほど、糖分が増し、澱粉（でんぷん）となって蓄えられます。
【北海道でじゃがいもが多く作られるわけ】
・じゃがいものふるさとは南アメリカのアンデス高地ですが、夏にすずしい北海道は気候が大変似ています。
・じゃがいもが最も嫌うのは、疫病という「カビ」ですが、梅雨の少ない北海道は、じゃがいもの栽培に適しています。
収穫時期 ： 8〜9月
農産地域 ： 北海道全域
極私的評価： 【味】★★★ 【価格】★★★★
煮崩れしないので、料理に重宝されます。
・ 向いている料理
煮物（カレーライス、シチュー）
・ 向いていない料理
コロッケ（澱粉価が少ない）、
フライドポテト（還元糖が多い）
収穫時期 ： 8〜9月
農産地域 ： 北海道全域
極私的評価： 【味】★★★ 【価格】★★★★
形は男爵に似ているが目が赤く、肉色は黄色。男爵よりは煮崩れしやすいです。カロチン含有量が高く、ビタミンＣは「男爵薯」の約1.5倍近く含まれます。
・向いている料理
サラダ、皮つきで蒸す、粉ふき
スープなどの惣菜
・向いていない料理
煮物、ポテトチップス
北海道内はもとより、道外でも人気急上昇中のじゃがいもです。
収穫時期 ： 8〜9月
農産地域 ： 北海道全域
極私的評価： 【味】★★★★ 【価格】★★★
形は球形で目はやや浅く、肉色は淡黄色の早生、大粒の多収品種です。煮崩れがしにくく、マイルドな味です。
・向いている料理
煮物（カレーライス、シチュー）
・向いていない料理
ポテトチップス、フライドポテト、コロッケ
収穫時期 ： 8〜9月
農産地域 ： 北海道全域
極私的評価： 【味】★★★★ 【価格】★★★
肉質は中からやや粘質で舌触りはごく滑らか。キタアカリなどよりも黄色が濃いです。貯蔵しているうちにショ糖の増加で甘みを増すので菓子材料向きです。栗やさつまいも、洋種かぼちゃの味に似ています。煮崩れが少なく、油加工時の褐変も少ないです。
・ 向いている料理
煮物（カレーライス、シチュー）、ポテトチップス、フライドポテト、
独特の肉色を生かしたお菓子材料（アイスクリーム、ケーキ、甘納豆等）にも適します
収穫時期 ： 8〜9月
農産地域 ： 北海道全域
極私的評価： 【味】★★★★ 【価格】★★
皮の色は赤で、肉色は黄色です。カロテノイドやビタミンＣが多く含まれています。北海道での栽培はごく少量です。
・向いている料理
サラダ
・ 向いていない料理
ポテトチップス、フライドポテト
★生産量は少ないので価格は高めです。
収穫時期 ： 8〜9月
農産地域 ： 北海道全域
極私的評価： 【味】★★★★ 【価格】★★★★
いもはやや長く、形は楕円形、皮色は赤できれいです。身は黄色で煮崩れは少ないほうです。
サツマイモっぽい甘みと、きめ細かで滑らかな食感が特徴です。
・向いている料理
煮物（カレーライス、シチュー）、ポテトチップス、フライドポテト
★生産量は少ないので価格は高めです。
収穫時期 ： 8〜9月
農産地域 ： 北海道全域
極私的評価： 【味】★★★★ 【価格】★★★★
男爵いもよりは風味に劣るのですが、ポテトチップスなどの加工用に生産されています。粉がふく割には煮くずれは少ないほうです。長期保存に適しています。
・向いている料理
ポテトチップス、フレンチフライ、スライスサラダ
収穫時期 ： 8〜9月
農産地域 ： 北海道全域
極私的評価： 【味】★★★★ 【価格】★★★★
かぼちゃには、「日本かぼちゃ」と「西洋かぼちゃ」がありますが、「西洋かぼちゃ」は「栗かぼちゃ」とも呼ばれ、名前のとおり「栗」のような味がしてホクホクと甘くておいしいです。、”えびす、黒皮、雪化粧、赤皮栗、青皮栗、栗味、栗マロン、みやこ、打木”というようにたくさんの種類があります。
かぼちゃは、カロチン（ビタミンA）B1、B2、C、鉄分など豊富に含まれていて、成人病・虚弱体質・貧血に効果があると言われています。
収穫時期 ： 9〜10月
農産地域 ： 北海道全域
極私的評価： 【味】★★★★ 【価格】★★★
北海道の春を告げる野菜、グリーンアスパラガスはその新鮮さ、みずみずしさがウリです。
グリーンアスパラガスも、ホワイトアスパラガスも、もとは同一品種です。栽培の方法が違うので色が異なるだけです。日光を受けて育つグリーンアスパラは、クロロフィルにより茎の色が緑色になりますが、ホワイトアスパラは、直射日光を浴びないように土を盛って栽培するため、白い色をしています。
で、なんでホワイトアスパラガスなるものがあるのかというと、グリーンアスパラガスよりも食感、みずみずしさ、甘みがすぐれているためです。ホワイトアスパラガスは日光に当て続けると、変色して味が落ちてしまうので、早めに食べるようにしましょう。
穂先の部分に多く含まれるアスパラギン酸はスタミナの強化に効果があります。
収穫時期 ： 5月下旬〜6月下旬
農産地域 ： 北海道全域
極私的評価： 【味】★★★ 【価格】★★★
とうもろこしの甘みが強くて、濃厚な味は、夏の訪れを告げる旬の野菜です。
とうもろこしにも「スイートコーン」「キャンベラ」「ピーターコン」など、いろいろな種類がありますが、おすすめは「ピーターコーン」
実の一粒一粒がしっかりしているツヤツヤ、プリプリで、粒がギッシリ押し合ってパンパンな実を一口かじると「プチ！ジュワー」と夏の香りがします。焼いて食べるのもウマイですが、私ならとうもろこしは、やっぱり「塩茹で」が一番。
とうもろこしは、胚芽のリノール酸と食物繊維がコレステロールを抑制し、動脈硬化を予防し、その他ビタミンB1・B2がほかの野菜と比べて大変多く含まれています。高脂血症・動脈硬化予防・便秘改善・大腸がん予防・美肌効果に最適です。
収穫時期 ： 7月下旬〜9月下旬
農産地域 ： 北海道全域
極私的評価： 【味】★★★ 【価格】★★★
北海道のメロンといえば「夕張メロン」が有名ですが、なかなか手が出ません。夕張近辺で栽培されている、「赤肉メロン」は夕張メロンよりも甘くておいしいと某巨大掲示板でも有名になっています。
「赤肉メロン」は日持ちもよくおみやげにはもってこいです。
収穫時期 ： 7月中旬〜8月
農産地域 ： 道央（ニセコ、夕張）、富良野
極私的評価： 【味】★★★ 【価格】★★★
日が当たらず温度が低い場所で保管すると日持ちもいいので、家庭の常備野菜としてもＯＫ。収穫したては辛さが強いのですが、日が経つと糖度が増しておいしくなります。
収穫時期 ： 9月中旬〜10月
農産地域 ： 北海道全域
極私的評価： 【味】★★★ 【価格】★★★★
北海道でのみ自生する果実で、 アイヌ民族からは古くから「幻の果実」、「不老長寿の果実」といわれてきました。ハスカップはテレビの健康番組で放送され、ますます人気が高まっています。
ハスカップの効用としては、
・ 目の老化、疲れ、視力の低下などの予防､改善に大きな働きをするアントシアニンは
ブルーベリーをはるかに凌ぐ。
（ブルーベリー100g当たり150gに対し、ハスカップは100g当たり224gです）
アントシアニンは、 毛細血管の保護、強化、肝機能の回復・向上にも役立ちます。
・ ビタミンA・B・C・E,、鉄分､カルシウム､カリウムの含有量が多く抗酸化作用が非常に強いため、
老化防止作用に効果が高いです。
【成分比較】 ｴﾈﾙｷﾞｰ ｶﾙｼｳﾑ ｶﾘｳﾑ 鉄分 ﾋﾞﾀﾐﾝC ｶﾛﾃﾝ
ﾊｽｶｯﾌﾟ 53kcal 38�� 190�咫� 0.6�咫� 44�� 130ug
ﾌﾞﾙｰﾍﾞﾘｰ 49kcal 8�� 70�� 0.2�咫 �9�� 55ug
「五訂日本食品標準成分表」（科学技術庁（現文部科学省）資源調査会報告）より抜粋
ハスカップはお菓子やジャムの材料としても適していて、その甘酸っぱい味と香りはお菓子好きを虜にしています。ハスカップのお菓子は三星やもりもとが有名。
収穫時期 ： 6月下旬〜7月中旬
農産地域 ： 北海道全域
極私的評価： 【味】★★★ 【価格】★★★★
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